水道トラブル110番は都内でのトイレ･お風呂･配管･パイプのつまりや溢れの解消や､携帯･おむつなどの異物除去を実施しています｡

蛇口パッキン

蛇口からの水漏れの場合、蛇口パッキンの摩耗が主な原因です。交換はそれほど難しくないので、材料と工具が揃えば自力で修理も可能です。しかし無理に行うと破損することもあります。心配な方は専門の業者に依頼しましょう。

蛇口から水漏れのトラブルが発生した場合、蛇口パッキンの摩耗が最も多い原因のようです。パッキンとは、水道の器具の連結した部分内部にあるゴム製の部品です。パッキンは水漏れを防ぐために密封する役割をしているのですが、ゴムという特性上摩耗がしやすいため、水漏れの一番の原因となってしまっているようです。パッキンの摩耗によって水栓内に隙間が生じてしまい、蛇口を締めても水がポタポタと出続けてしまう症状が発生します。このような場合は蛇口パッキンを交換すれば水漏れが改善します。

パッキンの交換は水栓を分解して新しいパッキンと交換するというものです。分解といっても部品を取り外して取り換えるだけですので、比較的簡単にできる作業です。蛇口パッキンの交換だけなら金物屋やホームセンターで部品を揃えれば数百円で済みますし、100円ショップで材料を調達できることもあります。購入する際は、蛇口のタイプや形式、メーカーを確認して購入するようにしましょう。使用する工具はスパナやレンチが家にあれば作業が可能です。より効率的に作業を進めたい場合は、ウォーターポンププライヤーやラジオパンチなどの専門的な工具を使用すると良いでしょう。
それから、必ず止水栓を締めたことを確認してから、分解修理の作業を行わなければなりません。閉め忘れて作業をすると水浸しになる恐れがあります。作業は蛇口ハンドル下のナットを緩め、内部にあるコマをピンセットで取り出します。そしてコマのナットを外してからパッキンを交換します。また逆の作業をして元の状態に戻します。

以上のようにそれほど難しくない作業ですが、無理に力を入れたり間違って取り付けたりすると破損する恐れもありますから、慎重に作業を進めるようにしましょう。専門の業者に依頼するのも安心です。

便座水漏れ

●便座水漏れが生じたら、まずどこから漏れているかを確認しましょう。便器と床の間からの水漏れとタンクと便器の接続部分からの水漏れの2つのケースが考えられます。

●便座水漏れが発生したら、まず便器に問題があるのか、タンクやパイプに問題があるのかを確認しましょう。
便器そのものから水が漏れている場合、またはタンクやパイプから便器まで水が伝っているケースの２点が考えられます。その判断をするために便器とタンクの関係をよく把握しておきましょう。

便器と床の間から水漏れが生じている場合は、便器がひび割れを起こしているケースが考えられますので、業者に相談をして便器の交換をしましょう。
ただし小さなひびの場合は、あくまでも応急措置ですが、コーキングやパテで埋めることで問題が解決する可能性があります。
便器の取り付けが不安定になってしまっていることも原因に考えられます。便器を床に固定するナットが緩んでいる場合もありますが、ナットを締めなおすと問題は解決するでしょう。

次にタンクと便器の接続部分から水漏れが生じているケースでは、タンク内部に故障が発生しているか、接続部の部品にひび割れが発生している可能性が考えられます。

タンクから水が漏れている場合は、タンクと便器をつないでいるパイプの金具から漏れているケース、金具とタンクの間にあるパッキンやタンク内部のパッキンが破損をしているケース、パイプのナットが緩んでいて水漏れを起こす等のケースが考えられます。
なお便器そのものの故障と間違えられやすいのが、パイプと便器の接続部分から発生する水漏れです。主な原因は接続するナットや金具、パッキンの不良によるものです。
タンクやパイプが原因によって起こる水漏れの場合は、水を流した時のみ水漏れが発生するので、便器から水が漏れている場合には一度ふき取った上で、何度か水を流して確認しましょう。

便器そのものの水漏れが原因の場合は、便器の交換など大規模な修理や工事が必要になりますが、タンク・パイプが原因の場合は部品の交換のみで済む場合が多いので、正しい原因の特定と判断をするためにも、水漏れが発生した時には焦らずに対応する方法を知識として身につけておきましょう。

またウォシュレット付きの便座の場合には、原因の一環としてその誤作動も考えられます。