水道トラブル110番は都内でのトイレ･お風呂･配管･パイプのつまりや溢れの解消や､携帯･おむつなどの異物除去を実施しています｡

受水槽の修理

受水槽から水漏れがしたり劣化したりしていると、外部から異物が混入し衛生的にも危険ですし、給水機能にも影響を及ぼす可能性もあります。異常を見つけたら早急な修理が必要です。

受水槽とは、集合住宅などで各家庭に給水する際に、一旦水を溜めておくタンクのことです。受水槽には、低い場所に置かれたタイプもあれば、ビルの最上階に置かれた高架水槽もあります。受水槽は断水に関わらずタンク内に水が入っていれば給水が可能だというメリットがあります。しかし、受水槽を安全に使用するためには定期的なメンテナンスが必要です。受水槽に害虫や細菌が入り込むと水が汚染されてしまいます。しかし、長い間受水槽を使用していると、受水槽から水が漏れる場合があります。場合によってはヒビが入っている可能性もあります。水漏れの箇所やヒビの入った箇所から異物が入り込む可能性もありますから、早急に修理をする必要があります。また、水が供給されない事態になると住民の生活に影響しますから責任重大です。
また受水槽は戸外にあることがほとんどですから、日々外気や日光にさらされています。受水槽の材質は紫外線に弱く、徐々に劣化が進んでいきます。ですので、修理を行って受水槽の耐久性を高めなければなりません。

まず受水槽の外側の塗装です。日光を浴びて劣化した水槽の表面に同じ材質の塗料を塗布して、さらなる劣化を防ぎます。外装が薄くなり光が内部に侵入してくると藻が発生しして衛生面にも影響が出てきます。防虫網が劣化していると害虫が侵入する恐れがあり、こちらも衛生面に不安が生じますのでパッキンを交換して修理します。それからボルトが水道水の塩素により腐食してしまうこともあります。この場合はボルトを交換し締め直して対応します。その他にも、弁や給水管、電極棒などの部品も劣化したら取り換えをします。

しかし、あまりにも劣化が進んでいると、修理するよりも取り換えた方が良い場合もあります。貯水機能に目が行きがちですが、耐震性にも心配が生じますので強度的に問題があるようならば、取り換えをした方が安心な場合もあります。専門家でないと判断が難しいので、自治体の指定を受けた業者など安心できる業者に依頼して修理してもらうと良いでしょう。

2階風呂排水口から逆流

２階お風呂の排水口から逆流する場合は、まず「排水トラップ」や「通気管」の有無を確認後、住宅設備の業者へメンテナンスを依頼しましょう。

●２階のお風呂の排水口から逆流する原因とは。

水まわりの排水設備の配管には、下水道の悪臭の逆流や小動物、虫の侵入を防ぐために、「排水トラップ」というものが設置されています。また、排水トラップが設置されていても、排水配管が適切な位置に通気管が設置されていないと、排水トラップの水が引っ張られて流出してしまい、悪臭を止める機能がなくなってしまいます。
住宅を建築する際、排水トラップや通気管を設置していない業者もいるようです。通気管がなくても機能障害にならないこともあるので、設置しないようです。しかし、通気管が無いか、あっても適切な場合で、排水管の汚れ具合、その他の原因で微妙なバランスが崩れ、大便器等、他の器具を使用したとき、わずかに残っていた排水トラップの水が抜け悪臭が発生することは考えられます。●通気管について。

通気管とは、排水トラップの破封防止とスムーズな排水をするために排水管内への自由な空気の出入りのために必要なものです。排水トラップの近くに設けられ、排水管径の二分の一程度のものを大気中に開口して取り付けます。●逆流するトラブルにあった際の対処法とは。

お風呂の排水口から逆流瑕疵ですから、純粋にメンテナンス上の問題でない限り、手直しを要求できる事項です。まずは、排水トラップや通気管の有無を確認しましょう。そして、抜本的に解決してもらったほうが良いでしょう。
逆流するということは、排水溝まわりだけでなく、床下を通っている排水管内でつまりがあるため、電動ワイヤー（ドレンクリーナー、トーラーとも呼ばれるものです）で排水管内の清掃と詰り除去しなければならなくなります。排水口からワイヤーを入れて、管内に詰まっているつまり原因を砕きながら清掃していきます。作業の所要時間は、状況のひどさや配管経路によって違いはありますが、二時間以上かかる場合もあります。
市販の薬品など使用しても改善されない場合は、水道の業者に修理依頼したほうが良いでしょう。